道産子の祖先を知るための辞典
以前に「北海道の苗字を探る」という演題で講演会があった。
講師は『岸本良信』氏であり、会場では「道産子ルーツ辞典」なるものが
販売されていた。隠れミーハーの私は《著者がその場でサイン》という
フレーズに引かれ一冊購入した。
がー、辞典といってもなかなか面白い
日本の苗字は約29万種類以上あるといわれ、
ダントツ世界一位だそうである。ちなみに世界二位は
スウェーデンで約20万種類だそうである。
そしてその苗字の読み方で大きく二つのタイプに分かれるらしい
「訓読み苗字」と「音読み苗字」である。
まず訓読みというのは我が国古来の大和言葉」であって、そういう苗字
は地名から発祥したもので、全国のどこかにその苗字の母体となった地名
が必ずあるという。次に音読みは非地名型の苗字で多くが藤原氏から発生
している。佐藤、伊藤、加藤、後藤などはいずれも音読み苗字で
ルーツは藤原姓であるという。
ちなみに「馬渕」の先祖は崖のそばに住んでいた人で、水が深く
よどんでいる淵のそばに住んでいた人らしい。
ルーツとしては平氏みたいである。
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