環境レポートVol1
北海道の家庭の主力燃料である灯油は、世界的な原油価格の高騰の
影響で、急上昇を続けています。北海道の家庭一世帯あたりの灯油消
費量は全国平均に比べ2.9倍。灯油の節約は家計を助けるだけでは
なく、省エネにもつながります。そこで今回は、灯油を節約する為の
工夫について紹介します。
※北海道の家庭一世帯あたりの灯油消費量を二酸化炭素排出量に換算すると約4.900kg。スギの木約330
本が1年間に吸収する二酸化炭素の量に相当します。
■ 部屋の設定温度を下げましょう!!
室内では少し厚着をして設定温度を下げることで、灯油を節約
することができます。また、断熱シートや断熱ボードで熱を逃
がさないようにしましょう。
暖かい空気は部屋の上の方にたまるので、扇風機などを使って
空気を循環させるのも良いでしょう。
★家庭の暖房設定温度を1℃下げた場合、1世帯あたり年間約
100㍑の灯油節約になります。
★1日1時間暖房機器の使用を控えると、1世帯あたり年間約
16㍑の灯油節約になります。
■ 給油温度を低くしましょう!!
給油温度を高めに設定していませんか?つけ置き洗いやゴム手
袋を活用することで、食器洗いなどに使用するお湯を低い温度
にすることが出来ます。また、皿洗いや歯磨きのときに、お湯
を出しっ放しにしないように気をつけましょう。
★お湯の温度を2℃低く設定すると、1世帯あたり年間約10
㍑の灯油の節約になります。
■ お風呂を効率的に使いましょう!!
お風呂はお湯が冷めないうちに連続して入浴しましょう。シャ
ワーを使うときは、髪や体を洗っているときに流しっ放しにし
ないようにしましょう。
★お湯のが冷めないうちに連続して入浴すると、1世帯あたり
年間約43㍑の灯油の節約になります。
★シャワーの流しっ放しを1分間やめると、1世帯あたり年間
約14㍑の灯油節約になります。
※下記のホームページによりさらに詳しい節約方法があります。
さまざまな工夫で厳しい冬を乗り切りましょう(*^_^*)
◆ 灯油節約のツボ