少年の主張 岩見沢大会
昨日、6月16日(土)午後より市内中学生による【少年の主張 岩見沢大会】がありました。
岩見沢市PTA連合会会長としての”もの凄く多い公務(?)”の一環で、この大会の審査員も付随してきます。
今年の発表参加者は17名。
この審査員としての役目は昨年に引き続き2回目。
初めてだった昨年とは異なり、大分審査の要領も掴めてきて、発表する子ども達への見方も変化しました。
それにしても、やはりこういう場に出てくる子ども達というのは、それだけで優秀な子がほとんどなのでしょう。
きっと、、、
部活や生徒会でも活躍し、日頃から多忙な中、この原稿を書き、発表の仕方を何度も練習し当日に備える。
そんな頑張ってきた子ども達に対し、順位をつけるというのは何とも申し訳ない気持ちになるのでありますが、私自身、これだけははっきりと言えることがあります。
発表は5分間。
ほとんど原稿を見ることもなく、しっかりと感情を込め、他人に想いを伝えるべく発表する。しかも、会場には多くの人。最前列にはその発表を点数に変えて審査する審査員が並ぶ。
同じ中学生の中にそんな緊張感あふれる経験ができる人はほんの一握り。
今回出場した子ども達は、普通では味わうことのできないそんな貴重な経験をしました。
これは今後の人生の舞台において、やはり相当なプラス材料なんだと思います。
もしかしたら人によっては、軽い気持ちで書いた原稿がたまたま選ばれて、そして先生の指導のままに丸暗記し、発表するイントネーションや間の練習をし、なんでこんな事しなきゃならないんだろう?と感じつつキツイ思いも沢山してきたかもしれない。
だけど、そんな「場」を経験できたというのは本当に素晴らしいことなんじゃないだろうか・・と感じました。
表彰式の時、表彰を受けた子ども達を見つつ、残念ながら賞から漏れてしまった子ども達の悔しそうな表情を見てそう感じました。
みんな立派でありました。
そして、こんな大変な場を経験できた事が、参加者みんなの大きな財産に変わるときがくると信じております。
みんなに、「凄いわ!良く頑張ったね!!」と心から言ってあげたかったなと思ってます。
ちなみに。。
この審査というのは100点満点で行うのですが、事前に送られてくる作文に全て目を通し、書類審査で50点分のウエイトがあります。
審査する方も結構大変なのですが、子ども達が真剣であるならば、それは惜しんではならない時間なんだろうとあらためて感じた次第であります。。
《専務取締役 平野》