連休道東紀行(4:知床編)
(3より続く)
知床の朝は、早起きしてクルージングと相成ります。
そこで出会った船は、流氷砕氷船の”おーろら”でありました。
この”おーろら”は、以前2度ほど流氷の海で乗った事があるのですが、実はかなり迫力ある時間を過ごすことができ、流氷時期の乗るのはかなりオススメです。
分厚い氷をバッタバッタと割りながら突き進む様子は、「ほぇ~っ」と満足すること間違いなし!
ということで、毎年流氷がくると、子ども達に乗せてやりたいな~と画策するも、除雪に伴う仕事に追われ実現できずにいるもの。
という事で、こんなところで乗れるのも何かの縁。(この船が夏は知床で働いていたとは知りませんでしたし)
知床は世界遺産に登録されてからは、初めての超久々。
今回のクルージングはカムイワッカの滝で折り返すバージョンでしたが、できればずっと奥まで行ってみたいものです。
こんな風に、カムイワッカ湯の滝で折り返し、雄大な景色を満喫。
船を降りれば・・・
子ども達は船で自然の景色を見るより、海辺で何か探している方が何十倍も楽しいらしい。(まぁ、子どもはみんなそんなモノですよね)
知床といえば・・
世界遺産に登録される遙か昔!
スノーボードで滑りに行ったりした楽しい記憶もあります。
今回もそんな場所を見せたかったのですが、雪崩の危険により知床横断道が通行止めだったので断念!
(この写真も、今回急に手元に帰ってきたアルバムの中の一枚。)
今なら世界遺産でこんな事したらいけないのでしょうが、当時は特別自然を損なうわけでもなく、積もった雪の上辺で、熊の出現にビクビクしながら(ゆたかな想像力の産物)遊ばせてもらった記憶があります。はや20年も前の懐かしくも良き思い出話です。
で、この3日間、初日は雨にたたられましたが、最後は見事に晴天に恵まれる状況に。
これも車中にまで吊してあった”てるてる坊主”の効果かも・・・しれません(笑)
帰りは高速道路の恩恵を受けつつ、あっという間に帰宅。
帰り道の斜里で買った毛ガニと網走ビールで安着祝い(?)
こうして、人生初?のゴールデンウィーク旅行は終了。
これまで全く休む事ができなかった春の大型連休、、、今年は無理して休ませていただきましたが、自分の若かりし日の「原点」を回顧するような旅となりました。
やっぱりもの凄く恵まれた環境にいたんだな・・という事をあらためて実感した次第。
今回は、自分への原点回帰と、家族にとっては「何だアホみたく遊びまくってた話ばかりじゃん!」という、微妙なプチ旅行と相成りましたが、色んな事を思い出させていただきました。(偶然にも帰ってきた日に古いアルバムを渡されたあたりがまた絶妙でした。)
そんなんで、今日も膨大なプラン&見積もりに追われつつ、これもありがたき事と感謝の念を込めて仕事をさせていただいております。
さぁ、、頑張らねば(笑)
《専務取締役 平野》