チャリティーコンサート&被災地視察報告会
昨年4月に岩見沢駅舎で開催された被災地復興支援のためのチャリティーコンサート。
(画像は昨年4月に開催された第一回の様子)
今年は3月9日(金)~11日(日)の3日間開催されます。
チャリティーコンサートの内容についてはこちらのサイトをご覧下さい。
(今年は3日間開催で、参加者の枠も若干残っているそうなので、我こそは!と思う方は是非お問い合わせください)
さて、今日はその実行委員会のメンバーのお話をさせていただきます。
彼らの主力メンバーは岩見沢NEXTという20代後半~40代前半のグループであります。
普段は地域のために何ができるかとか、未来を担う子ども達のために何をすべきか?などを考え、どこからも資金援助を受けずに自己資金を稼ぎつつ、自分達自身も徹底的に楽しみ、時に仲間同士でぶつかり合いながらも本質をぶらさずに前進していく勢いのあるグループです。岩見沢にはこういう若者達が結構いて、本当に捨てたもんじゃないと思ってます。(特に私はこのNEXTというグループが大好きで、勝手に後援会のメンバーのつもりでいます。)
前回のチャリティーコンサートにおいても、音楽の力を信じ、この思いを被災地に届けたいというのがベースとなり、多くの出演者と多くの寄付金を集め成功裏に終了しました。
その準備段階においても単発のイベントならやるべきではない。復興は何十年もかかるのだから、せめて自分達は最低5年間継続する覚悟でこのコンサートを実施して応援し続けよう。という誓いの下、現在2回目の開催に向けて準備を進めています。
それにも増して、今年は新聞報道でもあったように、まずは現地の真実をしっかりと目に焼き付け、そこで復興に携わる人々の声を聞き、もっと自分達にできる事を探していくという現地視察の旅にでました。(右画像はまさに被災地へと出発した後ろ姿)
(北海道新聞 空知版 被災地訪問同行記〈上〉2012.1.24)
(北海道新聞 空知版 被災地訪問同行記〈下〉2012.1.25)
北海道新聞の村田記者も3日間同行し、行動を共にしての同行記はクリックして拡大してお読みください。
実は、北海道新聞だけでなく、プレス空知の末永記者も出発の見送りに集まったひとり。
概要は新聞記事の通りでありますが、先日、帰ってきて間もなく、内部向けの詳しい報告会が昨晩行われました。
今回の視察の価値あるところは、ただ現地を見てくるだけではなく、それぞれの地域にて復興現場の中心に携わる現地の5名の方々と直接話を聞き、様々な想いを共有してきたこと。その時の様子を聞くだけでも、復興に携わる人々に共通している地域への想い、これからの時代を担う世代への敬愛と責任を痛いほど感じる事が出来る。
我々も普段の生活をしている分には、報道密度の減少という事情もあり、あんな大きな震災があった事をつい忘れてしまいがちになったり、すでに復興も軌道に載っているのだろうと安易に想像したり・・・。
でも実際にはガレキの処理など環境の整備は着々と進み、日本の国の底力を感じる反面、人々の心は震災直後から何も変化ない状態が続いているとのこと。
昨晩の報告を聞いただけでも、過去に学ぶ事の大切さ、コミュニティの重要性、人の素晴らしさ、日本の地域が抱える様々な問題、etc.・・。そんな多くの事が頭を駆け抜ける。
彼らは今回の視察で得たものを自分達だけで消化する事は難しいと判断し、一人でも多くの人に伝えたいとの想いから、これまた自前で報告会を開催する事となりました。
できれば学校単位や団体単位で報告会を開催させていただければ嬉しいとのこと。
その申し込みは下記のチラシをご参照ください。
また、作文プロジェクトを開催し、これも現地との交流の一助にしようと企画しています。
本当にエネルギッシュな仲間達であります。
是非、3月9~11日のチャリティーコンサート、報告会、作文と宜しくお願いいたします。
《専務取締役 平野》