アプローチの曲線について
㈱エスビックから2011年モデルとして新しい規格のロシェが登場しておりまして、当社でも遅ればせながらその新しい300㎜サイズを使用。
今回は、300㎜と200㎜を組み合わせたパターンで、カラーはこれまた新色のベージュです。
通常のインターロッキングとは違い、微妙な色むらがあるのが特徴です。
さて、、
このお宅も、アプローチの曲線がこんなにキレイ!&グラマラス♪
設計をする際、この曲線のつくり方にもこだわりがあって、遠近感や動線をちゃんと考えた中で曲線半径を決めていきます。
そうしないと、よく見る"ただ曲がっているだけ"の不自然さが主張します。
道路を走っていると良く見かける、意味の無い不自然なカーブのアプローチなどを見ると、なぜか他人のこっちが元気をなくしてしまう様な複雑な気分になります。
当社のお客様には、絶対そんな思いはさせませ~ん!というのが、このカーブに対する企業秘密であったりもするわけです(笑)
この写真も右側のレンガ仕切が死角になっていてイメージしにくいと思いますが、非常に綺麗な曲線になっています。
もちろん、いくら図面上で綺麗なカーブを描けても、現場でそれを再現できないと意味はないわけです。
こういったところは、是非色々と見比べていただきたい自信満々のところであります!
という曲線については、こちらの現場もキレイであります。
駐車場を横切り、玄関までの動線を新たにつくった格好になっています。
これは使用材料的にも贅沢なアプローチです。
他にも、、
このように、インターロッキングのアプローチに、サークルと乱形石を合わせてダイナミックに見せてしまう手もあります。
この乱形石は、実は玄関を出てから最短距離で車に向かうためのショートカットラインだったりもします(笑)
あとは当社ホームページの施工例をチラチラと見ていただけると、この曲線に対するこだわりが見えてくるかと思います。
こちらは、住宅に似合うのは曲線より直線感だったのですが、あえて正方形の塀と住宅タイルに合わせ、ステンシルコンクリートの四角パターンで組み合わせつつ、アウトラインだけを曲線にした変わりダネ!
誰がどこから見ても、このお宅専用デザインとなってます(笑)
http://www.hira-ken.com/wordpress/?p=1646
こちらのアプローチもステキ!
センターのシンボルツリーを回り込むアプローチラインで、特徴ある住宅のデザインと合わせ、ヨーロピアンファンのパターンで仕上げたオシャレアプローチ。。
http://www.hira-ken.com/wordpress/?p=1814
こちらも、住宅の雰囲気に合わせ、レンガ砕の赤が際だつデザインとしています。
また、飛び石を曲線配置するのも、結構な技術がいります♪
この様に、何の抵抗もなく流れるようなS字ラインが高級感を出してくれます。
http://www.hira-ken.com/wordpress/?p=2156
と、、今回は唐突に曲線アプローチのお話!!(最初は全然違うネタで書き出したのですが、途中で脱線・・・)
曲線だけではなく、思いっきりスクエア感を出した方が似合うお宅も沢山あるわけで、そういう場合は躊躇無く直線ラインをバチバチいれてデザインします。
例えば・・
左;http://www.hira-ken.com/wordpress/?p=1778
右;http://www.hira-ken.com/wordpress/?p=2086
曲げるにしても、一直線にするにしても、デザインには"ワケ"があるのです(笑)
その"ワケ"を見つけるのが私の仕事であり、当社のこだわりであります。
あぁ、、久々に仕事の話?
《専務取締役 平野》