いわみざわ住民自治フォーラム2010終了。
平成22年2月27日(土)
北海道グリーンランドホテルサンプラザにて岩見沢市 住民安全安心対策室の主催で住民自治フォーラムが開催されました。
今回の講師は(株)ワークヴィジョンズ西村氏。
~駅からまちづくりへ~という副題の中で、今回の駅舎完成はあくまで岩見沢にとってはまちづくりのスタートでしかないという事を強調。
駅舎建設に関わる裏話的な事を含め、満席となった会場に集まった町会関係者(主に)の方々は興味深い話に頷いておりました。 (もちろん私も。)
節々に出てくる考え方で、始めから行政に頼らず、まずは自分達でアクションを起こすという事も、この後の住民自治の取り組みとの共通点も多々。
その後、、
住民自治のモデル地区としてスタートし、長い間活動している緑が丘と上幌向の両協議会より活動報告。
事は簡単でもないし、どこをゴールにするのかが難しいけれど、とにかくみんなで努力して一歩づつ前進している様子が良くわかる。 これは凄いこと!
この住民自治ですが、、渡辺市政になってからの大きなテーマの一つとして提案されたもので、根幹は「自分達でできる事は自分達で行う。」という原則だと思う。
となると、その実現は《補完性の原理》すなわち、自分でできる事はまずは自分で、、、自分でできない事は隣近所で、、隣近所で出来ないことは町内会で、、町内会で出来ないことは・・・。。というようなボトムアップ階層的な考え方をいかに形にするかという事なんだろうと思う。
いずれにせよ、最も住民に近い機関がサービスを提供するのが理想となるはずなので、この住民自治区がその”機関”になりうるかどうか。それが自分的には一番大事なところであり、この取り組みが「気の利いた町内会レベルで良し」とする絵に描いた餅で終わるか、それとも行政と住民協働モデルとして突出できるかの大事なところだと感じてます。
非常に難しい事ではありますが、物事は諦めちゃいけないって西村さんも講演で言ってました(笑)
人口減少が著しくなり、国際社会でも厳しい競争の中、、益々経済は縮小していく事は当たり前の事で・・・。そんな中、我々の生活も行政運営も今まで通りとはいかないでしょうからねぇ。
何とも困った事ですが、楽観論だけではいられない!
身近な生活一つとっても色々と考えちゃいますよね・・・
《専務取締役 平野》