グッドデザインアワード・イヤーブック2009-2010

今日、事務所に分厚い配送物が届く。

 

うん?

 

と思いきや、送り主は《財団法人 日本産業デザイン振興会》となっている。

 

ジャパンデザイン グッドデザインアワード・イヤーブック.jpgグッドデザインアワードイヤーブック背表紙.jpg

 

昨年末に取材に来ていただいた、グッドデザインのイヤーブックだ!

 

取材の報酬代わりに2冊も送ってくれました。(感謝!)

 

中を開くと、、

 

イヤーブック・岩見沢複合駅舎.jpg

 

見開き3ページに岩見沢複合駅舎について。

 

今月27日に岩見沢で住民自治フォーラムの講師で来岩する(株)ワークヴィジョンズ西村氏のコメントを元にした文面と、レンガプロジェクトの仁志本部長、JR倉谷氏、そして恥ずかしながら私のコメント(極々一部)が元となった文面が載っている。

 

 

このイヤーブックには2009年度 約3,000作品の応募の中から《Gマーク》をつける事を許された1,034作品が全て網羅されている。

 

イヤーブック4.jpg

 

そのどれを見ていても洗練されていて飽きる事はなく、あらためてその中で大賞をとった岩見沢複合駅舎を造った西村さんの凄さがわかる。

 

 

審査ユニット長 南雲勝志氏の言葉(抜粋)

 

中央主導の風潮が否めない昨今、それぞれの自治体なりの進み方を住民自らが見つけなければなりません。この駅舎がそのきっかけになり得る事は確かです。これから求められるデザインは、大量生産と消費をあおるものではない。岩見沢駅のグッドデザイン大賞受賞は、今、生活者が欲しているのは未来に希望を残すデザインであると、象徴している気がします。

 

 

ちなみにこのイヤーブック。

 

一冊5,040円(税抜き)と高価なものではありますが、目の保養にはかなり良いかも。。

 

 

ご興味のある方は是非どうぞ。(こちらから購入できます。)

http://www.g-mark.org/archive/books/yb2009/index.html

 

 

補足;この駅舎に若干ではありますが携わらせていただき、本当に貴重な経験を沢山させていただいて。

 

しかしながら、今なおウダウダとしながら次のステップに動き出せない自分がいたりして・・・(汗)

 

色々と公の場でお話をさせていただく場面などをいただき、その都度何とか前へ!と思うものの、何とも世知辛い世の中で見通しの暗い中、日常に追われ、そこを打破するためのエネルギーがまだ足りないらしい。

 

言い始めれば出来ない理由は星の数ほどあるけれど、足下を固めるのに必死なだけで藻掻くのは、これまた己の力不足というより他はない。

 

日々修行というには、なんともトンネルの出口の光が見えない事には行く先すら定まらず。。

 

 

すんません。ひとりごとです。

 

《専務取締役 平野》

http://www.hira-ken.com