タイヤショベルが織りなす人間模様(?)
以前にもそんなエピソード(これは気持ちの良い話)を書いた事がありますが、業界的な縁とでも言いましょうか、私個人としてもシーズンに1度ぐらいは埋まった車を救出する事があるものです。
昨日も見通しの利かない吹雪の中、道路脇の雪山に突っ込んでいる車が1台。
自宅のすぐ近くが現場という事で、ウチの嫁さんからの通報電話(?)で救出に向かうと、ご年配のかた。
私が事務所からオンボロタイヤショベルのエンジンかけて到着するまでしばし待機。
その待機中、うちの嫁さんが外で棒立ち。運転手さんは無言で車に戻って待つ・・という状況だったらしい。
私が到着すると・・
ボソッと何か仰られたのは聞こえたのですが、たぶん「すみません・・(ボソ)」という感じだと思う。
あっけなく引っ張ったら出たものの、さっさと自分のワイヤー外して何かしてる。
それまでまともに私と目が合うこともなく・・
やる仕事も一杯あったし、面倒なんで「じゃ、気をつけてね~」と大声で言って帰ってきましたが、なんかあんまり気持ち良くないですよね(笑)
突っ込んだ時も、なんだか突っ込んだ時の言い訳ばかり話してたそうで、、、
色々な方がいますが、気持ちよく笑顔でお礼ぐらい言ってくれたらお互いにスッキリするのに。と思った次第。。
きっと動揺していたせいだとは思いますが、子供達に挨拶しなさいよ~とか言う前に、大人の方が挨拶できない率が高いと思うのは気のせいなのでしょうかね・・
私も気をつける事にするでござるよ。
《専務取締役 平野》