朝から現場巡回。《地盤凍結編》
今朝、事務所にいってPCを立ち上げた時、ふと現場が気になり歩いて30秒の北盛通りの現場へ。(今、駅からの南北自由通路の開通にむけて急ピッチで開発されているエリアのメインストリートになります。)
先日、歩車道縁石の布設を行い、今日は北3条通りの歩道の高さ擦り付けをやっているところ。
最初は景気よく”ダダダッッッ”と叩いていたブレーカー(写真に写っている手前の機械)が、一度エンジンを止めたらウンともスンとも言わない。
キーを廻すと、かすかにカチッという音はするので、どうやらセルが噛んだのかもしれないなぁ。という話になるも、この場所に動けずに居座られると、他の作業も全くできない状況に(汗)
あぁ、、ピンチ!
という中ではございますが、たまにはこういう事もあるでよ・・・(涙)
さて、このブレーカーという機械、、、
通常はコンクリートを破砕する時に使用する機械なのですが、北海道の場合、冬は地面が凍結するので普通のバックホーでは土の掘削すら行う事ができない。
そこで、こういうブレーカーという破砕機を使って、一度凍結した地面を砕いてから通常のバックホーで掘削を始めるのです。
これって、時間も夏場の倍かかるし、特殊機械なので機械のリース料も高い!さらにオペレーターも余計に一人いるわけで!
北海道の冬は意外と大変なのです。
ちなみに先日、北3条通りを道幅半分べろっと掘削した際には、いくら暖冬とは言え約80㎝の深さまで凍結がはいってました。ちなみに少しでも積雪があると雪の保温効果でかなり凍上を抑える事ができます。
そう、、住宅前のアプローチなどもある程度積雪を残しておくと雪の保温効果で凍結深度をかなり抑える事ができますので、外構のアスファルトやインタロッキング、構造物などを長持ちさせたいと思ったら、あんまり真面目に雪はねをしない事を強くおすすめいたします(笑)
雪の保温効果は侮れず!!でございっ。
《専務取締役 平野》
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