ロードヒーティングの進化

先日、お世話になっている電気屋サンへ行った時の話。

 

「これ知ってる?」と言われたのが「融雪用温水ヒートポンプ」です。

 

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三菱電機融雪用温水ヒートポンプユニット MEL*SNOW[温水ロードヒーティング用]というものです。

 

これって何かというと??

 

 

いわば、灯油式温水ボイラーの電気版とでもいいましょうか。

 

通常の温水ボイラーの設備がそっくり電気設備に入れ替わるという事で、中のパイピング等の設備は全く同じものでOK!

 

しかも、エアコン等で培った技術で熱効率を大きく高めるヒートポンプ式を採用しているので、ランニングコストが60%もお得!という謳い文句です。もちろん融雪電力契約OKです。

 

 

それでこの原油高の影響もあるし、恐らく今後灯油の価格が以前レベルに戻るとは考えにくい事から非常に気になっていて、メーカーのHPやチラシなどで調べていました。

 

で、昨日の展示会の時に展示してあったので、色々と聞いてきた結果。。

 

 

やはり融雪速度はかなり遅いとの事。

 

 

パイピングの中を流れる温水が約30℃ということで、それが表面まで熱伝導してくるまでにはそれなりの時間もかかるし、熱交換の時点で氷点下の中ではやっぱり負け気味になるのかもしれない。(もちろん、自分で確認したわけではないので何とも言えず、想像の域を超える事はできません。)

 

 

でもね(笑)

 

アスファルト施工じゃなくって、ステンシル施工にしたら、アスファルトとコンクリートの熱伝導率はかなりの差となるのです。(同じご家庭でステンシルを玄関前、サブ駐車場をアスファルトにして、ひとつのボイラーでヒーティングにしている場合、かならずアスファルトの方が融けるのが遅くクレームが入ります。でも、それはアスファルトの融雪速度が一般的なのであって、ステンシルコンクリートの方が熱伝導効率が良いので雪の融けるのが早いだけなのです!と説明すると良く驚かれます)それプラス、色々とお世話になっている先で研究開発しているスノーレスというシステム(鉄筋の代わりに熱伝導を考慮したプレートで強度を確保する)を使うと、この融雪速度の遅い点をカバーできるかもしれない。

 

更には以前ちょっと実験をしたこんなネタを繰り出せば・・・

 

 

少しは高齢の方にも楽してもらえるようになるだろうか?

仕事が忙しい家庭で朝の雪はねを軽減する事ができるんじゃないだろうか?

 

 

などと思います。

 

 

来冬に向け、どこかでモニターでも募ってみましょうかね(笑)

 

 

《専務取締役 平野》
http://www.hira-ken.com

 

 

 


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