こんな危険もあります
建設業の最前線
作業現場での危険は重機災害や転落・墜落災害ばかりではありません。
雪解けが進み動植物が活性化するこの時期、こんな危険も潜んでいます。
特に山間部での現場や、市街地の近くでも森林に隣接する箇所、稀に市街地でも
攻撃性の高い強力な昆虫であるスズメバチの領域で仕事をしなければなりません。
↓彼・彼女達のテリトリーで作業を行います。
↑いかにも獰猛な顔つきですね。
現場で実際に遭遇すること多々ありますが、
「ブオーーン」 と重低音が効いた羽音を耳にすると
即座に身の危険を感じます。 正直な話、何回遭遇しても新鮮です。
遭遇した場合も、できるだけ攻撃されないように
冷静に腰をかがめてその場から立ち去るか
どこかに飛んで行ってしまうかを待つしかありません。
そこで、できるだけ現場での危険を減らすようにと
考案されたのが↓これ↓です。
「スズメバチほいほい」とか、単に「ペットボトル」とか「トラップ」と呼ばれるシロモノ。
詳しい作成方法はこちらで(他にもネット上には多種多様な方法があるようです)
単純な構造ですが抜群の効果があります。
実感として、現場へ飛来するスズメバチの数が減るのがわかります。
もし、万が一、刺されてしまった場合でも慌てずに対応できるように
現場に乗り込む前の、施工計画を練る段階で
何処の医療機関であれば即対応してもらえるのか?などなど
安全対策として下準備を済ませておきます。
どうか、今年も無事故でありますように。